こあらいーぶるではギリシャワインのなかでもエーゲ海に浮かぶサントリーニ島のワインの魅力をお伝えしています。
サントリーニ島のワインは島の伝統的品種をはじめとする印象強いラインナップが魅力です。島は年間を通して、風が強く通常の状態ではブドウの木を高く育てることができないので、ブドウの枝を巻き籠のようにくるくる丸めて育てます。その収穫量は10～12h/ha、ちなみにブルゴーニュのグラン・クリュが25h/haなのでその収穫量の少なさは大変驚きです。土壌は島全体が火山灰で覆われる火山灰土壌です。噴火した時期や場所により鉄分の多い赤い土壌、鉱物の影響により黒い土壌と変化があり、非常にミネラル豊かな環境でブドウは育ちます。
エーゲ海に浮かぶサントリーニ島はアテネから飛行機で約1時間程度、その周辺の島々のなかでも特に観光地として有名なところです。気候は地中海性気候で年間を通して降水量は少なく温暖で、夏は湿度は低く晴れた日が多く、冬は雨が多くなります。
祖父アルテミスにより始まったワイン醸造は1952年にさかのぼり、現在三代目の当主は若くエネルギッシュにワイナリーを改革しています。サントリーニ島の伝統的品種を大切に畑を広げ、2004年には新醸造設備を導入し、世界に羽ばたいているワイナリーです。
best Greek white wine of the TEXSOM IWA 2017など数々のワインコンクールにて賞も獲得しています。
島原産の固有品種「アシリティコ」等から醸されるサントリーニ島のワインは、強い酸味と塩味が特徴ながら、エキス分の濃さから酸を柔らかく感じてしまうくらいのバランスに非常に魅力を感じ、日本の食との相性が良いのではと、サントリーニ島のワインに着目しました。
ぜひ特に魚卵系（イクラやからすみ）と合わせてみてください。
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ヴァンサント 2007 年 ギリシャ／Santorini／甘口／甘口／11％／500ｍｌ |
| 一般小売価格：10,263円 |